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エージェント（東京都渋谷区）は、AI導入総合支援サービス「AIパートナーズ」の研修プログラムを開始した。この研修は、AI活用の成功をマインドセットに依存するとし、目的起点の考え方や人の最終判断を重視する内容となっている。また、プロンプト設計と業務適用の実践を通じて、具体的な業務ユースケースを提供する。

多くの企業がAIツール導入に際して「仕組みがわからない」「プロンプトの出し方が難しい」といった問題に直面している。エージェントはこれらの初期の壁を乗り越えるため、現場ヒアリングに基づいた実践的な支援を行う。総務省の「情報通信白書 令和7年版」によると、企業がAI導入に懸念を抱く主な理由は「効果的な活用方法がわからない」ことである。

研修では、マインドセットを優先し、ツールの使用前に正しい考え方を共有する。具体的には、プロンプトの型と出力フォーマットを短時間で指定する方法を学び、業務での質問力を養成する。また、10分モジュールと短時間のワークを組み合わせ、小さな成果を積み重ねることで、AIの業務活用の定着を促進する。

法人向けに提供されるこの研修は、オンラインまたは対面で実施され、30～60分の研修時間で調整が可能だ。エージェントは、社会の課題解決を通じて次代を創ることを目指すソーシャルベンチャーであり、今回の研修プログラムもその一環として提供されている。興味のある法人や団体は、エージェントのウェブサイトから詳細を確認し、資料請求ができる。