Generatived（Beta）｜生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

AI inside（東京都渋谷区）は、自社のAIエージェント「DX Suite」を用いて、広島銀行の住宅ローン仮審査申込受付業務のデジタル化を支援した事例を発表。同行のデータ入力作業時間が大幅に短縮されたと報告している。

広島銀行は、年間約12,000件の住宅ローン申込を処理しており、その多くが紙ベースだった。しかし「DX Suite」の導入により、RPAと連携して1件あたりのデータ入力時間を25分から8分へと削減。これにより、年間で2,380時間の工数が削減された。

さらに、13拠点に分散していた入力業務を1拠点に集約することで、営業担当者がコア業務に集中できる環境が整った。広島銀行は、この成功を内部に展開し、他の業務にもデジタル化を拡大する計画だという。

AI insideは、AI-OCRエンジンを搭載した「DX Suite」を通じて、データ入力業務の自動化を実現。これにより、企業の業務効率を向上させ、データマネジメントを高度化することで、組織全体の生産性向上に貢献している。