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東京都町田市に本社を置くアジラは、行動認識AIを独自に開発し、太陽光発電所関連事業者向けに専門の問い合わせ窓口を新たに開設することを発表した。近年、銅価格の高騰に伴い、太陽光発電所での送電用銅線盗難被害が急増しており、地域によっては、今年5月時点で昨年1年間の被害件数や被害額を大幅に上回っている。業界関係者や警察は、今後の被害の深刻化を懸念し、太陽光発電施設での盗難対策に取り組んでいる。このような背景から、行動認識AIを採用した警備システム「AI Security asilla」の需要が急増している。アジラでは、太陽光発電所関連業者向けにセキュリティー相談窓口を新たに開設し、エネルギー×AIを活用した効率的かつ安全な防犯システムの構築と実施を推進する。「AI Security asilla」は、世界トップクラスの行動認識AIを採用した警備システムだ。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出した場合にのみ、映像を通知する。これにより、警備員の業務を軽減し、見逃しや見落としを防ぐことができる。さらに同システムは、違和感検知による事件事故の予兆検知や24時間365日のモニタリングが可能だ。数百台のカメラ映像もAIが常に監視し、異常が検知されると自動的に通知される。また、既存のカメラを利用することができ、1台のサーバーで最大50台の映像を処理することができる。さらに、セキュアな環境で利用できるため、映像の流出リスクもない。太陽光発電事業者向けの問い合わせ窓口では、具体的な対策方法や費用についての相談が受け付けられる。対面やオンライン会議システム、電話での相談が可能であり、費用は無料だ。アジラは、専門家のアドバイスやサポート、エネルギー業界の経験を生かし、安心で安全な防犯システムの構築と実施を支援していく。