大規模言語モデルなど生成AI技術を活用したサービスの開発・提供を手掛ける企業Algomaticは、この度、法人向けに提供しているChatGPT「ビジネスGAI」を「シゴラクAI」としてリニューアルすることを発表した。Algomaticは、2023年5月から「ビジネスGAI」という名称でサービスを開始したが、ChatGPTの普及に伴い、保育業界や介護業界、行政や教育機関など、広範な領域でChatGPTを活用できることが分かった。そこでAlgomaticは、「ビジネスGAI」を一部の職種の課題解決に限定するのではなく、あらゆる人の「シゴト」を「ラクにする」サービスとして進化させるべきだと判断し、リニューアルを行うことになった。「シゴラクAI」は、誰もが安全かつ簡単にChatGPTを活用できるウェブサービスだ。特徴として、ChatGPTに入力した文章が学習されないため、安心して活用できる。また、さまざまな職種ごとのプロンプトテンプレートを搭載しており、誰でも簡単に成果を出せるようになっている。さらに、ユーザーアカウントの管理や利用量の可視化も可能だ。リニューアル後のロードマップでは、オリジナルテンプレート登録機能や社内FAQ機能の搭載、他システム連携機能の搭載などを予定している。また、音声入力機能の搭載や網羅的かつ高品質なテンプレートの搭載も計画している。これにより、より使いやすく成果が出せるサービスを提供していくという。Algomaticは、2024年3月までに一般的なデスクワークのあらゆるケースで高い成果を出せるプロンプトテンプレートを搭載する予定だ。