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アメリア・ネットワーク（東京都千代田区）が運営するフェロー・アカデミーは、9月30日の「世界翻訳の日」に合わせて、創立50周年を記念し「翻訳の本質」と翻訳者に必要な「3つの力」を紹介する。AIとの連携による機械翻訳の進化にも関わらず、同校は翻訳力が不可欠との立場を強調し、限定キャンペーンを実施中だ。

「世界翻訳の日」は、聖ヒエロニムスの命日にちなみ国際連合が制定した記念日である。フェロー・アカデミーは、翻訳が異文化をつなぐ「見えない架け橋」であるとし、その重要性を訴えている。AI技術の進化が機械翻訳を向上させているが、文章の意図や背景を理解するためには人間の翻訳者が不可欠というのが同校の見解だ。

AI時代においても、翻訳を学ぶ意義は大きいとフェロー・アカデミーは説く。AIの答えを適切に取捨選択する力が翻訳者の価値を決定づけるとし、原文理解力、日本語力、想像力・推察力の3つの力を育成することに注力している。さらに、AIと共存するための実践講座も提供しており、「AIと人間の適切な距離感」を意識した翻訳力の育成を目指している。

翻訳を学びたい人を対象にしたキャンペーンも行っており、無料の説明会参加者には対象講座で使える10,000円クーポンを提供している。フェロー・アカデミーは、翻訳教育事業を通じて、AI時代における翻訳者の育成に貢献していく方針だ。