不動産テックサービスを提供するFREEDOM X（東京都中央区）は、注文建築用の土地探しに特化した検索アプリ「ランディ」に、ChatGPTを活用したAIチャットボットを2023年10月頃より搭載する。これにより、ユーザーは土地探しをしながらリアルタイムに不動産や建築知識に関する疑問を解消することができる。今後は対話型AIやランディの利用状況から最適な提案が可能な提案型AIに進化させる予定だ。土地探しからの注文建築を検討する際は、ユーザーにとって聞きなじみのない建築・不動産用語や建築基準法、住宅ローンなど不明点が止め処なく発生する。その中でも、不動産屋やハウスメーカーに問い合わせなくてもウェブ検索することで解決できることと、プロに相談してようやく解決できることの2種類がある。後者については、たとえ時間がかかったとしても直接聞く必要があるが、前者については、「気になった瞬間に自己解決したい」といったお客様からの声が多くあった。FREEDOM Xでは、そうした顧客からの要望に応えるため、この度ChatGPTを活用したAIチャットボットを開発した。土地検索アプリ「ランディ」で注文建築用地を見つけるための土地探しをしながら、分からない建築・不動産用語や気になったことをすぐにチャットボットで質問し解決することができる。これにより、迷うことが多い土地探しのサポートが可能になるという。ChatGPTを活用したAIチャットボットの提供によって、利便性、タイムパフォーマンスの向上を図れるよう、ランディと連携した対話型AIの開発や、ランディの利用状況から最適な提案が可能な提案型AIの開発などに尽力する。