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AIデータ（東京都港区）は9月24日、「知財AI × AIファクトリー」を用いた産業再編の支援を開始したと発表。AX時代において、AI基盤に再設計される産業に対し、データ・知財・マネタイズを軸に再編成を進める。

同社はリーガルテック（東京都港区）と共同で、知財AIインフラの実装やAIファクトリーによる支援を提供。具体的には「MyTokkyo.Ai」や「AI IPGenius on IDX」を活用し、特許検索から知財ポートフォリオ分析までを行う。また、66産業に対応した標準テンプレートを用いてAI導入と知財戦略を推進する。

新しいビジネスモデルの創出も目指し、IPマーケットプレイスの活性化やAIによる価値診断を通じて、知財の市場適合性や国際競争力を可視化。マネタイズ最適化エージェントを用いて、特許の金融化・投資対象化を促進する。

AIデータ社代表の佐々木隆仁氏は「AI孔明 on IDX を中心としたファクトリーモデルで、全産業を知財戦略とAI基盤で再編していく」と述べ、リーガルテック社取締役COOの平井智之氏は「知財を資産化し、事業成長を牽引する時代へ。AIを組み込んだ知財プラットフォームが、その鍵を握る」とコメントしている。