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弁護士ドットコム（東京都港区）は、SNSやインターネット上での誹謗中傷や炎上を防ぐ「AI 炎上チェッカー」の提供を開始すると発表した。7月4日からApp StoreとGoogle Playで無料配信される。

同ツールは、投稿前に炎上リスクや差別・偏見につながる表現をAIが検出し、指摘する。企業や行政機関、政治家、インフルエンサーなどからの関心が高く、クローズドβテストには多くの問い合わせがあったという。

弁護士ドットコムは、リーガル分野の知見と弁護士ネットワークを活かし、技術的なアプローチに偏らない炎上防止措置を構築することを目指している。CXOの深津貴之は、今回のリリースを通じて、将来的にはより包括的なプロダクトへと発展させたいとコメントしている。

「AI 炎上チェッカー」は、攻撃性や差別性、誤解を招く表現を評価し、投稿内容のリスクをチェックする。アプリからSNSへのシームレスな連携も可能で、多様な価値観に配慮した設計がされている。利用者の安全な発信を支援し、より良いコミュニケーションを促進することを目的としている。