BIM/CIM HUB（本社所在地）は、BIM/CIMのスキルを「すぐ・気軽に」身に着けたいという声に応えるため、「AIのチャット」と同社技術者による「専門家相談」の2段階でお客様のBIM/CIMに関する疑問を解決に導くサービスを公開したと発表した。このサービスは、ウェイティングリストに登録することで限定のトライアルに招待され、無料会員登録をすることでBIM/CIMに特化したサポートボットを利用できる。同社のサービスは、3D CADオペレーターや若手技術者からの声を元に開発された。3D CADオペレーターは「社内の3DCADが扱いづらく、使っていてもすぐ作業に躓くし、何日かかるか分からない。質問できる人も周りにいない」という問題を抱えていた。一方、若手技術者は「ガイドラインが煩雑で、最新の事例も分からない。他社はどうしているの？講習会は受けているが、使いこなすにはまだまだ。発注者協議が心配」という悩みを持っていた。BIM/CIM Agentの特徴としては、高性能なBIM/CIMサポートボットが24時間・365日使い放題で、ChatGPTを用いた高性能なチャットボットがBIM/CIMに関する質問に答える。また、チャットボットで疑問が解決しなかった時は、同社の技術者が有人で疑問に答える。さらに、モデリング作業代行や、BIM/CIM業務伴走サポートなどの対応も可能で、本当に必要な時だけ同社の技術者が有人対応を行うため、コスト削減が可能だ。同社は、高齢化による技術者不足や技術継承の問題が深刻化しているため、若手技術者が短期間でスキルを習得し、早期に現場で活躍できる環境の整備が必要と認識している。創業以来、技術課題の解決につながる基盤的技術としてBIM/CIMのサービスを提供してきた同社は、この課題への対応策の第一歩として、本サービスを公開した。今後も使いやすいサービスを提供するために、日々改善を続けるとしている。