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ブルーアール（愛知県名古屋市）とタジク（東京都渋谷区）は、ハウスメーカー向けAI住宅提案システム「おうち提案AI」を共同で開発し、2025年8月29日に販売開始すると発表した。このシステムは、従来の注文住宅業界での初期段階の提案パース作成にかかる時間とコストを大幅に削減する。

「おうち提案AI」は、AI技術を駆使してハウスメーカーのブランドらしさを学習した専用モデルを構築。戸建て住宅の外観・内観の初期提案を迅速かつ低コストで提供するサービスである。ブルーアールが開発したシステムを用い、ハウスメーカーからの受託制作として提案パース制作サービスを展開する。

従来のCGパース制作に比べ、提案パース制作を2営業日に短縮し、制作コストも大幅に削減。1回の受託で複数案の提案が可能となる。また、ハウスメーカー専用モデルによる高品質な提案が可能で、自社ブランドらしさを活かした一貫性のある提案を実現し、競合他社との差別化を図る。

住宅業界のDXを推進し、より多くのハウスメーカー・工務店との取引拡大を目指す「おうち提案AI」。間取り提案機能やリフォーム提案機能の追加により、包括的な住宅提案サービスとして進化を続け、業界全体の生産性向上に貢献する計画だ。ブルーアールとタジクは、AIを活用したクリエイティブなサービス提供を通じて、新たな価値を創造していく。