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BookLive、XfolioのAI生成コンテンツの利用規約を改定
Generatived
2023年8月8日
凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLive(本社:東京都港区)が運営するクリエイター向け総合プラットフォームサービス「Xfolio(クロスフォリオ)」は、8月7日にコンテンツ生成AIに関する利用規約改定を行いました。またこの規約の実効性を現実的なものとするため、AIで生成されたコンテンツ(以下:AI生成コンテンツ)を検出するAIを導入したことをお知らせいたします。クロスフォリオはポートフォリオを中心とした、すべてのクリエイターのための統合プラットフォームです。ポートフォリオ機能・ショップ機能・ファンコミュニティ機能など、マンガ・イラスト・小説を中心にクリエイティブ活動に役立つサービスを提供し、2022年のサービス開始以来、累計投稿作品は8万件※を突破いたしました。急速に普及が進むコンテンツ生成AI及びそこから生じるコンテンツについて、著作権をはじめとした権利問題の社会的議論がなされる中、クロスフォリオ事務局においても検討を進めた結果、クリエイターの利益を不当に害する可能性を看過できないと判断し、このたびAI生成コンテンツの投稿を禁止する利用規約の改定を行いました。改定利用規約については、2023年8月7日より効力を発生させます。主な改定内容としては、AI等で生成されたコンテンツの投稿禁止や販売禁止、投稿コンテンツをAI学習データとして利用する行為の禁止などが含まれます。詳細な利用規約は、こちらよりご確認いただけます。(リンク:https://xfolio.jp/terms/common)上記規約改定に伴い、禁止事項の実効性を担保する目的で、AI生成コンテンツを検出するAIを導入致しました。AI生成コンテンツ検出AIにより作品・商品などがAI生成コンテンツと判別された場合は、順次規約に則った対応を行ってまいります。また、クロスフォリオでは機械学習防止のため、これまでに以下のような機能を無料にて提供しています。Bot対策機能では、Webページからのスクレイピングを困難にすることができます。公開範囲設定機能では、ポートフォリオ内のページや作品・商品の公開範囲を限定することができます。株式会社BookLiveの「Xfolio」事業プロデューサーである横田容啓氏は、「クロスフォリオ上においてコンテンツ生成AIをクリエイターとして扱わない」という選択をしたことを明らかにしました。AI生成コンテンツの判別が困難になっている現状を考慮し、AI生成コンテンツ検出AIの導入も行われました。AIの導入は必須であるとの判断ですが、100%の検出精度を保証することは難しいと述べています。クロスフォリオは、クリエイターの皆様の熱意をサポートするために改善を続けていくとしています。AIの発展や成果が注目される中でも、人々のクリエイティビティや創作への情熱は衰えることがありません。
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