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サイバーリンク（台湾）は、AI顔認証エンジンFaceMe®を搭載したジョブカン勤怠管理のiPad顔認証打刻が、エストレージ（日本）の生産工場に採用されたと発表。このシステム導入により、ICカードの管理や誤打刻の問題を解消し、従業員の利便性が向上したと伝えている。

エストレージはオーダーメイド家具を製造する企業で、従来はICカードによる打刻を採用していたが、カードの管理や登録に手間がかかっていた。新入社員の入社時の準備や、誤打刻のリスクも課題だった。しかし、iPad顔認証打刻の導入でこれらの問題が改善された。

導入により、新入社員の登録がiPadで簡単に行えるようになり、総務担当者の負担が軽減。また、顔認証により本人のみが打刻できるため、誤打刻が防止された。さらに、マスクを着用していても高精度で認識可能なため、利便性が大幅に向上したという。

FaceMe®はディープニューラルネットワークAI技術を使用し、高速かつ高精度で認証可能なエンジン。IoTデバイスからクラウドまで対応し、多様な環境での運用が可能。ジョブカン勤怠管理はクラウド型の勤怠管理・シフト管理システムで、多くの企業に採用されている。サイバーリンクはマルチメディアソフトウェアとAI顔認証技術を提供し、新しい生活スタイルの創造を目指している。