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EdgeCortix次世代エッジAIチップ開発
Generatived
25/5/30 0:00
EdgeCortix(東京都中央区)は、経済産業省傘下の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から30億円規模のプロジェクトに採択されたと発表。次世代の省エネ型エッジAIチップレット「NovaEdge」の開発を進める。このチップレットは、エッジコンピューティング環境での演算効率と電力効率を大幅に向上させる設計となっている。
「NovaEdge」は、EdgeCortixが開発した「Dynamic Neural Accelerator(DNA)」アーキテクチャを基盤にしており、プログラマブルAIプロセッサとRISC-Vベースの汎用プロセッサを統合。エネルギー効率とスケーラビリティに優れたプラットフォームを実現し、MERAコンパイラとソフトウェアフレームワークを組み合わせることで、AIモデルの最適化や迅速な展開が可能になる。TSMCの技術を用い、将来的には熊本県のJASM工場での量産を目指す。
このプロジェクトは、EdgeCortixにとって6か月以内で2件目の大型プロジェクトであり、総額70億円の研究開発資金を日本政府から獲得。創業者兼CEOのサキャシンガ・ダスグプタは「NEDOからの採択は、当社の技術が評価された証」と述べ、プロジェクトを通じて日本のファブレス半導体革新を促進し、多様な分野にインパクトを与えると意気込む。
「NovaEdge」は、GPUベースのソリューションと比較して5倍以上の電力効率を実現し、リアルタイム生成AIやオンデバイス学習に対応。2027年初頭の市場投入を予定し、ロボティクスや産業分野を中心に商用展開を図る。EdgeCortixは、エッジAIワークロードに特化したファブレス半導体企業として、通信や防衛などの分野での活用を支援している。詳細は公式HPで確認できる。https://www.edgecortix.com/ja/
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