Ernst & Young（EY）はMicrosoftとの協力関係の拡大を発表し、10億米ドルを超える4年間の投資の最初の年が完了した。この投資は、トップレベルの監査品質の維持、ビジネスおよび資本市場への信頼の醸成、企業の変革アジェンダに沿ったスケーラブルな監査の提供に重点を置き、次世代のアシュアランステクノロジー プラットフォームを提供することを目的としている。今年、EYは、先進技術を単一のプラットフォームに統合する複数年にわたるプログラムの一環として、20を超える新しい主要なアシュアランステクノロジー機能をリリースした。Microsoft Azureを活用したこのプラットフォームは、50万人のEYの専門家と外部ユーザーをサポートし、高度なデータアクセス機能、分析、AI、強化されたユーザーエクスペリエンスを通じて変革を推進することを目指している。EYのアシュアランステクノロジーへの投資の初年度には、Microsoft Power BIを使用した次世代の監査データ分析がリリースされた。このリリースでは、EYとMicrosoftの統合機能を活用し、統一されたアプローチでアジャイルな開発と配信を提供する。これにより、ユーザーエクスペリエンスが変革され、データ分析機能がEYアシュアランステクノロジープラットフォームのワークフローに直接統合された。EYアシュアランスチームは現在、EYのデジタル変革監査の一環として、年間7,750億行を超える仕訳データを処理している。EYは、監査テクノロジーアプリケーションであるEY CanvasをMicrosoft Azureと統合した。この統合によりパフォーマンスと拡張性が強化され、世界中で150,000件を超える監査の実施がサポートされている。最近リリースされた新しいアシュアランステクノロジー機能には、EY Canvasと直接統合された世界規模のAIが含まれており、EYアシュアランスの専門家によるリスク評価をサポートする。EYとMicrosoftアライアンスは、EYアシュアランスチームに新しいMicrosoft テクノロジーへの早期アクセスと、より多くのMicrosoft製品をEYアシュアランステクノロジー プラットフォームに統合する機能も提供する。