Trend Microが、数千人の従業員が今後開催されるMicrosoft後援のAIコンテストに参加すると発表した。このコンテストは、Microsoftが後援しており、Azure OpenAIを活用した同社のAIプラットフォーム上で実行される。サイバーセキュリティー企業であるこの企業は、AIと機械学習の利用における先駆者であり、2005年にはその技術を製品に組み込んでいる。同社は長年にわたってAIの利用を拡大し、成熟させ、検出して阻止するための新しいモデルを開発してきた。未知の脅威をより効果的に防御する。同社の主力プラットフォームには最近、高度なAI機能が統合され、セキュリティー運用アナリストが今後の脅威の優先順位をより適切に設定できるようになった。今年初めにリリースされたこのプラットフォームの最新バージョンでは、アナリストがワークフローを合理化し、生産性を向上できるように設計された新しいアシスタントの形で生成AIが追加されている。2018年、同社は従業員に対し、AIイノベーションの飛躍を支援するよう求めた。2,000人以上が参加し、25万時間以上の時間を費やした。今年のコンテストには、研究開発、エンジニアリング、サポート部門だけでなく、営業、マーケティング、および組織全体のその他のチームからも同様の数の参加が見込まれている。コンテストの予選ハッカソンイベントは8月下旬に始まり、決勝戦は12月上旬に開催される。