Generatived(Beta)|生成AIの最新ニュースとトレンドを提供
%20(1).webp)
Google Cloudと中外製薬、AI創薬などで提携
Generatived
23/8/30 19:41
Google Cloud Japanチームと中外製薬は、製薬業界におけるデジタル化のリーディングカンパニーとして、R&D領域のデジタル化に全力を挙げて取り組んでいる。中外製薬は、経済産業省と東京証券取引所が選定する「DX銘柄」に3年連続で選ばれ、DX銘柄2023において「DXプラチナ企業2023-2025」に選ばれるなど、その取り組みが評価されている。中外製薬が利用しているGoogle Cloudのサービスには、Vertex AI Pipelines、BigQuery、Cloud Runなどがある。新薬の開発には、かつては研究員の手による膨大なトライアンドエラーが必要だった。しかし、その方法では1つの薬を生み出すのに10~15年もの時間と膨大なコストがかかり、製薬会社にとって大きなリスクとなっていた。そこで、中外製薬はAIによる創薬プロセスの革新に取り組んでいる。中外製薬だけでなく、多くの製薬会社が抗体医薬品を人工的に作り出すために機械学習の技術を活用している。中外製薬の志済聡子上席執行役員は、全社的なデジタル化を強力に推進し、R&D基盤についても大きく手を入れてきた。2019年には、創薬などのR&D領域をデジタル化する流れの中で、IT基盤をクラウドへ移行した。その後、データサイエンティストを含む専門性の高いプロフェッショナルたちから、さらなる革新を促すためにGoogle Cloudを使いたいと提言され、2022年から次世代マルチクラウド型全社共通クラウド基盤CCI(Chugai Cloud Infrastructure)の一部にGoogle Cloudを追加する試みをスタートしている。中外製薬は、Google Cloudを創薬領域だけでなく、AIプラットフォームの構築と並行してデータ分析やアプリケーション開発にも活用する体制作りを始めている。データ分析の領域では、BigQueryの活用を検討中だ。また、アプリケーション開発では、Google Cloudの本格的な活用を見据えて、学習や技術検証を進めている。


