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Google Cloud（アメリカ）は、Vertex AI プラットフォームにおいて、160を超える多様なモデルへのアクセスを提供し、顧客のニーズに合わせたソリューションを構築できると発表した。同社は、6月にAnthropicの「Claude 3.5 Sonnet」をVertex AI Model Gardenに追加すると発表し、今回、アップグレード版の一般提供を開始したことを明らかにした。新機能「コンピュータの使用」を搭載し、ユーザーインターフェースとの対話が可能になる。

また、Anthropicの「Claude 3.5 Haiku」も、Model as a Service（MaaS）を通じてVertex AIで利用可能になった。これらのモデルは、Vertex AIを通じて簡単に実験、デプロイ、管理できるとしている。詳細はAnthropicのブログで確認できる。

Vertex AIは、AIモデルの選択肢を拡大し、オープンで柔軟なAIエコシステムを通じて、企業が最適なモデルを選べるよう支援している。例えば、グローバルエネルギー企業AESは、Vertex AIのClaudeを活用し、エネルギー安全監査の時間を大幅に削減。BrainLogic AIは、ラテンアメリカ向けのAIアシスタント「Zapia」を強化するためにClaudeを使用している。

Quoraは、知識共有プラットフォーム「Poe」でClaudeの機能を活用し、毎日何百万ものインタラクションを促進している。Google Cloudは、Anthropicとの提携を通じて、顧客に高品質なAIソリューションを提供し続けるとしている。新しいClaudeモデルの利用を開始するには、Model Gardenにアクセスするか、Google Cloud Marketplaceで入手する。現在は米国の顧客のみが利用可能だ。