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アイドマ、「MEMBER-S」と「GPT-4 Turbo」連携開始
Generatived
23/11/23 10:07
アイドマ・ホールディングス(東京都品川区)は、中小企業向けのグループウェア「MEMBER-S」で、「OpenAI」が提供する最新の生成AIモデル「GPT-4 Turbo」と11月22日(水)より連携を開始した。AIの回答を引き継いだやり取り、長文への対応、回答速度の向上、最新情報へのアクセスが可能になったと発表した。
「MEMBER-S」は、企業のコミュニケーションの円滑化と業務の効率化を目的に開発された中小企業向けのグループウェアである。同ツールの“チャット機能”では、「@AI」を入力し、質問形式のメッセージ(テキスト)とともに送信すると、AIがテキストの内容を判断し、即時に質問の回答を返信。既に「GPT-4」と連携していたが、今回「GPT‐4 Turbo」へアップデートし、入出力の文字数制限を大幅増加。質問と回答の連続性を担保でき、より精微なアドバイスを受けられるよう機能がアップグレードした。
同ツールは、アイドマ・ホールディングスの経営理念である「全ての人の夢の実現に貢献する」ために、企業の経営課題を解決するべく、2023年5月から無償提供を開始しているとのこと。その結果、2023年4月末時点の600社から、2023年9月末時点で25倍を超える15,000社にまで導入企業数が増加した。より多くの企業のデジタル・DX化、そしてAI活用に貢献し、さらなる業務効率化につなげていくとのこと。
今後のアップデートとして、汎用的な生成AIの精度向上に掛け合わせ、アイドマ・ホールディングスが創業以来培ってきた約9,600社の営業支援のノウハウとデータをインクルードさせ、営業のAIアドバイザー機能を構築する予定である。営業活動に必要な「ターゲットリスト」「トークスクリプト」「分析・改善提案」までをAIによって自動化することで、“業務の効率化”と“品質の均一化”が可能になるとしている。
