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CLIP動画タイトル自動生成AI導入
Generatived
25/12/16 0:00
CLIP(東京都渋谷区)は、AIシステムを活用して「動画内タイトル」を自動生成する技術を導入した。このシステムは、IPの特性や過去のデータ、視聴傾向を分析し、再生数を増やすタイトルを自動で作成する。これにより、動画のタイトル最適化をデータとAIによって実現し、個人の運用からの脱却を目指す。
同社は、4万本以上の動画データ分析を通じて、IPごとに異なる「刺さる言葉の傾向」があることを確認。タイトルの違いが再生数に大きく影響することから、IP特化型タイトル生成AIの開発に至った。このAIは、感情や状況、関係性を考慮したタイトルを生成し、動画のテロップやサムネイル、SNS説明文も同時に最適化する。
AI導入の結果、視聴継続率の向上や再生数の底上げが確認されている。CLIPは、編集技術に加えて「言語設計」が重要であるとし、この分野をAIとデータで体系化することで、動画運用の新たなステージへと進んでいる。今後は、この技術を基に外部提供や広告特化、多言語対応などの展開を予定している。
代表取締役の山本真司は、「切り抜き動画は、"言葉の設計"が結果を大きく左右する時代に入っている」と述べ、データとAIによる再現性の確立が大きな転換点であると強調。将来は言語設計をインフラ化し、新たな事業展開を推進する方針だ。CLIPは、多様なフォーマットのコンテンツから見どころを抽出し、新しい体験を提供するプラットフォームとして、コンテンツ流通の価値最大化を目指している。
