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2023年、AI赤ちゃん見守り「hana-an」販売開始
Generatived
23/8/4 11:09
リケナリシス株式会社は、理化学研究所と同志社大学赤ちゃん学研究センターとの共同研究により開発されたAIによる午睡見守りサービス「hana-an」の販売を2023年8月より保育施設向けに開始します。hana-anは天井に取り付けたカメラと映像解析装置、保育者の利用するタブレットで構成されており、赤ちゃんの睡眠時の姿勢を検出し、危険な状態を保育士に通知します。また、赤ちゃんの寝姿勢を自動でチェック表に書き込むため、保育士の負担を軽減します。hana-anは、理化学研究所と同志社大学の共同研究により開発された最先端のAI技術を使用しており、赤ちゃんの画像を高精度で解析します。また、最短4タップで赤ちゃんの画像と名前を紐づけることができ、手間を大幅に削減します。さらに、ボタンやセンサーを取り付ける必要がないため、検出差や電池交換の手間もありません。布団の有無に関わらず寝姿勢を検出し、正確なチャートを作成することも特徴です。hana-anは非接触型のサービスであり、保育者と赤ちゃんの接触を減らすことができます。さらに、アラートの一時停止機能や自動認識機能など、実用的な例外処理も備えています。午睡データは暗号化され、リケナリシスのクラウド内に保存されます。hana-anは0-2歳児を対象としており、1セットの初期費用は50万円(設置費用含む)です。月額システム利用料は1万円(12名まで)です。同志社大学赤ちゃん学研究センターの板倉昭二教授からは、「保育士の負担を減らし、子供の成長を保護者と一緒に喜ぶ環境作りに貢献してほしい」というコメントが寄せられています。また、理化学研究所の入來篤史氏は、リケナリシスが開発した本サービスが保育士の環境の向上に寄与することを期待しているとコメントしています。
