iSiPは、2.3億円の資金調達を完了しました。今回のラウンドで参画したのは、バイオヘルスケアとAIの両分野で日本を代表するベンチャーキャピタル（VC）の2社です。従来のAI創薬の課題は、一部の創薬標的に限定されていたことです。しかし、2021年以降のAlphafold2リリースにより、AI創薬のパラダイムが大きく変わりました。iSiPはAI創薬3.0のリーディングカンパニーとして、従来の課題を解決します。iSiPの創薬基盤技術「AI創薬3.0」は、AI・機械学習技術、物理シミュレーション技術、HPC技術の組み合わせで構成されています。AI創薬3.0のパフォーマンスは目覚ましいものであり、低コスト・短期間での創薬を可能にしています。iSiPはAI・HPC技術を応用するマーケットイン型の創薬ベンチャーであり、製薬業界の課題解決を第一に考えています。これまでの実績として、PAC1という創薬標的に対して、93%のヒット率で40個以上の新規骨格化合物を取得しています。