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ランサーズ（東京都渋谷区）は、業務自動化AIエージェント「ランサーズ ジムインAI」の提供を開始すると発表した。このAIエージェントは、AIチャットや画像生成機能を超え、業務全体を自動化するワークフロー機能を備えている。同社は、人とAIの協働による社会の実現に向けて、AIエージェントの支援を強化していく方針だ。

「ランサーズ ジムインAI」は、2024年2月にスタートした「Lancers Autoron」の機能を統合・強化したものである。新たにワークフロー機能がアップデートされ、Google WorkspaceやSlack、Kintoneなどの外部ツールと連携し、業務プロセスの自動化・最適化を実現する。これにより、人的エラーや作業の属人化を防ぎ、業務効率と質の向上が期待される。

また、同社は「ランサーズAIシリーズ」の展開を加速する予定である。AIとプロ人材を組み合わせた「ハイブリッド型AIエージェント」の開発・提供を継続し、企業の戦略立案から実行までを一貫して支援する体制を構築する。さらに、「ランサーズ ジムインAI」は業界別のワークフローテンプレートを拡充し、より多くの業種・業務に対応していく計画だ。

ランサーズは、2008年の創業以来、フリーランス事業を通じて個人の働き方と企業の経営課題・DX推進を支援してきた。今後も、AX支援やスキル開発、戦略実装などを通じて、統合的な価値提供を行い、社会の豊かさに貢献していく意向を示している。