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エルピクセル（東京都千代田区）は、FathomX（シンガポール）が開発したマンモグラフィ用画像診断支援AI技術の販売を行うことに合意した。この技術は「EIRL AI パートナープログラム」を通じて提供される。エルピクセルは、パートナー企業との連携を深め、画像診断支援AIの領域を広げていく方針だ。

FathomXは、乳がん診断のためのAI技術を開発しており、アジア7カ国で薬事登録を完了。エルピクセルは「医療AIで健康な未来を」というビジョンのもと、肺がんや大腸がんなどの診断支援AIを展開し、900施設以上での導入実績がある。がんの早期発見が重要であり、画像診断支援AIの役割が注目されている。

エルピクセルは、診断支援AIの開発から販売までを一貫して行う体制を築いており、9製品の薬事承認を取得。2024年1月には「EIRL AI パートナープログラム」を発表し、FathomXの技術をEIRL AI Platformに搭載することで、国内の主要PACSメーカーとの接続を可能にし、健診における画像診断の包括的な支援を目指す。

エルピクセルは、ライフサイエンス領域の画像解析に特化し、AI技術を活用した高精度のソフトウェア開発を行っている。医師の診断を支援するAI技術「EIRL」や創薬に特化した「IMACEL」を展開している。医療画像診断の効率化と正確性向上を目指すAI技術の提供に注力している。