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H.I.F.（東京都新宿区）は、東万里子氏が2024年12月27日付で代表取締役副社長に就任すると発表した。経営リスクの分散と意思決定の迅速化を目的とし、ITテクノロジー及びバックオフィス分野の権限を移譲する。

同社は、2022年7月にリリースした「二十一式人工知能付自動与信審査回路」の成功を受け、AI与信事業の拡大を進めている。株式会社エポスカードとのトライアルや、大手信販会社、金融機関からの引き合いが増加しており、今後の成長が期待される。

東氏は、AIエンジニアとして「二十一式」の開発を指揮し、2022年9月に副社長に選任された。IT戦略部門及び審査部門を管掌し、バックオフィスの効率化を推進。東小薗代表取締役と共に、AI・デジタルアセット戦略および業務DX化を担当し、企業の成長を加速する。

東氏は、大学院でAIアルゴリズム開発に従事し、野村総合研究所でシステム開発、コンサルティングに携わった後、フリーランスとして活動。2019年にH.I.F.に入社し、2021年に取締役、同年11月にCTO兼CIOに就任し、現在に至る。H.I.F.は、AI与信審査技術を核に多角的な金融サービスを提供している。