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ロゼッタ（東京都）は、営業ターゲット企業の人材採用動向を分析するAIエージェント「Metareal RI」を新たに開発し、8月29日に提供を開始した。このAIツールは、求人情報やSNS投稿をリアルタイムで解析し、採用増強や新規部門設立などの動向を即座に検知する機能を持つ。

Metareal RIは、営業履歴と連動し、検知した人材動向に基づいて最適な提案資料を自動生成する。これにより、営業パーソンは商談機会を先取りすることが可能となる。法人営業においては、顧客企業の人材採用動向が重要なシグナルとなるが、従来は情報の把握に時間がかかり、競合に先を越されることが多かった。

メタリアル・グループ（東京都）は、Metareal RIの開発背景として、営業現場での即時活用を可能にするAIツールの必要性を挙げている。また、同グループは「Metareal DD」を皮切りに、様々な業種に特化した生成AIシリーズの開発と提供を行う予定である。これにより、各業界の「困りごと」をより手軽に解決し、AIコンサルティングと組み合わせることで、AI導入の成功とその効果を高めることが期待される。

同社のAIコンサルティングは、「現場で使える・使いたくなるAI」を提供することに重点を置いている。特にAI導入が困難とされる業界においても、試行錯誤の回数と速度を重視し、導入から実運用までを迅速に実現してきた。AI技術の進化に伴い、導入企業が現場でどのように活用し価値を生み出すかが重要視されている。