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ムサシ（愛知県豊橋市）は、コーポレートサイトのキービジュアルを一新した。2024年度からの3年間を「Go Far Beyond！第2ステージ」と位置づけ、自動車部品メーカーとしての枠を超えた価値創造を目指す姿勢を反映させた。新ビジュアルは社員が生成AIを用いて制作し、従来の外部制作プロセスからの脱却を図る。

新キービジュアル「The quickening of light ～光の加速 光の胎動~」は、変化の激しい時代において、赤・青・黄・紫のラインで各事業を象徴し、力強く進むムサシのイメージを表現。制作者である経営企画室の永井亨は、生成AIを活用し、描きたいイメージを形にできたことに誇りを感じているとコメント。

このプロジェクトは社員参加型のコンテスト形式で実施され、生成AIの活用を推進するムサシの挑戦の一環。昨年度には日本国内の社員を対象に第1弾として生成AIアートコンクールを開催し、200人以上が参加。今年度は国内外の拠点を対象に拡大し、40点以上の作品が集まった。

新キービジュアルは、HPのトップビジュアルや株主総会の通知、広告、社内資料などで活用される予定。ムサシは今後も生成AIの利用を進め、AI活用リテラシーの向上や業務効率化、新たな価値創造に取り組む。同社は電動化や自動運転を見据えた次世代パワートレインなどの開発に加え、インダストリー4.0推進やSDGs達成に貢献する事業にも注力している。