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ネットアップ合同会社（東京都中央区）は、2025年10月14日に新製品「NetApp AFX」と「NetApp AI Data Engine」を発表。企業がAIを運用し、エージェント型アプリケーションを導入する段階に対応するための製品で、AI対応のデータ提供を可能にする。

新しい「NetApp AFX」は、ディスアグリゲーテッド型のNetApp ONTAPを採用し、柔軟な拡張性と効率的なリソース活用を実現。一方、「NetApp AI Data Engine」は、AIデータサービスを提供し、NVIDIA AI Data Platformリファレンスデザインと統合されている。これらの製品は、高性能なストレージとデータサービスを統合し、RAGや推論の導入を加速する。

NetAppのSyam Nair CPOは、「新しいAFXシステムにより、AIによる革新を加速できる」と述べ、Andrew Sotiropoulos アジア太平洋地域担当シニア・バイスプレジデントは、「データを能動的に管理し、AIの導入を進める顧客を支援する」とコメント。これらの製品は、NetApp Keystone STaaSのサブスクリプションを通じても利用可能だ。

NVIDIAのJustin Boitanoバイスプレジデントは、「NetAppのデータプラットフォームは、NVIDIAのアクセラレーテッドコンピューティングやソフトウェアと統合し、AIネイティブなストレージプラットフォームへと進化した」と評価。NetApp製品ポートフォリオの最新情報は公式サイトで確認でき、NetApp INSIGHT 2025では新ソリューションを紹介するセッションやデモが実施される予定だ。