東京都渋谷区のPalanは、オリジナルアバター作成サービス「Ready Player Me」と連携し、AR体験にオリジナルアバターを追加できる新機能をリリースした。編集画面上でオリジナルアバターを簡単に作成し、AR空間内に配置することが可能になった。AR技術の進歩と普及に伴い、3Dコンテンツの需要が急増している。しかし、高品質な3Dコンテンツの制作は、専門的なスキル、高性能なハードウェア、そして膨大な時間が必要となり、専門知識を持たないクリエイターにとっては大きな課題となっていた。そこで、Palanは「Ready Player Me」との連携機能をリリースした。これにより、特別なスキルを必要とせず、オリジナルのアバターを簡単に作成し、WebAR/AR体験に活用できる。「Ready Player Me」の活用例としては、名刺や会社紹介のARに代表や社員のアバターを追加し、よりリアルで記憶に残る案内体験を作成することが可能だ。また、有名人や生産者のアバターをオリジナルで作成し、ARとして配置することで、特定の商品やサービスのフォトプロモーション展開に利用できる。さらに、ARゲームの中にアバターを配置し、臨場感を高める演出も可能だ。「Ready Player Me」は、ユーザーカスタマイズが可能なアバター制作プラットフォームで、顔写真をアップロードするだけで、AIが自動でアバターのデザインを制作する。そして、顔のパーツやそれぞれのパーツの色味、服装を自分好みにカスタマイズすることで、短時間でオリジナルアバターを無料で簡単に作成することができる。