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パルシベイト（東京都中央区）は、医療現場の電子カルテ記載を効率化するシステム「Swift SOAP」の提供を開始した。このシステムは音声認識AIと生成AIを組み合わせ、迅速かつ正確なカルテ原稿を自動生成し、医師の診察業務を支援する。

一般内科の診療所での利用により、1日平均65人の患者を診察する際、約1.1時間の業務効率化が見込まれる。これにより、診察時間の短縮や患者受け入れ数の増加、収益向上に寄与し、医師と患者の負担も軽減されるという。

Swift SOAPはクラウド型・オンプレミス型の電子カルテとの互換性があり、導入が容易である。また、2030年の全国普及指針に基づき、多くの医療機関が新規導入を検討しており、運用負荷の軽減にも貢献する。

サービスは月額16,500円で提供され、利用者は音声取得デバイスとパソコンを使用して簡単な3ステップでカルテを作成できる。パルシベイトは、医療現場のニーズに応えるため、数百時間のインタビューとユーザーテストを経て、実用的な機能をSwift SOAPに絞り込んだ。