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PFN（東京）はAI技術の全範囲にわたるソリューションと製品を開発し、多様な産業での事業化を進めている。AIプロセッサー「MN-Core™シリーズ」を神戸大学と共同で開発し、高速な計算能力を提供するスーパーコンピュータの基盤として利用する計画だ。2024年10月には、第2世代のMN-Core 2を搭載したAIクラウドサービス「Preferred Computing Platform (PFCP)」の提供を開始する。

データセンター施設の選定に際して、PFNはMCDRのNRT12を選び、その堅牢で柔軟な設計や、高性能サーバーに対応するラック電源容量を評価した。また、国内でまだ少ない直接液冷方式を安全に導入できる技術力も高く評価している。

MCDRのデータセンターを利用することで、PFNは「PlatformDIGITAL®」のエコシステムにアクセスし、次世代AIインフラの構築に適した環境を得ることができる。MCDRは、PFNのビジネス推進と、そのサービスを利用する企業や団体の成長に貢献する「Meeting Place」を提供する。

PFNはNRT12での環境構築を進めており、2026年1月からの本格運用開始を予定している。同社の土井裕介VPは、信頼できるAIサービス提供のためには適切な基盤が必要と述べ、MCDRのデータセンター利用に期待を寄せている。MCDRの畠山孝成社長は、PFNの選定に喜びを表し、AI対応のデータセンターソリューションを提供し続ける意向を示している。