Generatived（Beta）｜生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

PLAN-Bマーケティングパートナーズ（東京都品川区）は、生成AIを通じた情報収集が購買にどう影響するかを調査し、結果を公開した。ChatGPTなどの生成AIの利用が増える中、ユーザーの行動実態は企業から見えにくい。そこで、生成AIの日常利用とその後の行動を明らかにするためアンケートを実施した。

調査は、生成AIを日常的に使用する150名を対象に行われた。結果、生成AIをきっかけに「購買」や「行き先の決定」を経験した人は約4割に上ることが判明。特に「化粧品」「食品」「本」の購入や「飲食店」「旅行先」の決定が多かった。これは生成AIが意思決定をサポートするツールとして機能していることを示している。

また、生成AIの提案を受けた後、約9割のユーザーが「Googleなどの検索エンジン」で情報を検証していることがわかった。AIを完全に信頼せず、慎重に情報を確認する姿勢が浮き彫りになった。ユーザーはAIの提案を「第一案」と捉え、検索エンジンやECサイト、SNSで裏付けを取る行動が定着している。

この調査結果は、生成AIが購買のきっかけを提供する存在として機能していることを示している。企業は生成AIへの情報最適化を進めると同時に、SEOやECサイト、SNSでの情報発信と連携したマーケティング戦略が必要であることを示唆している。詳細レポートはPLAN-Bマーケティングパートナーズのウェブサイトでダウンロード可能だ。