ネオジャパン（本社：神奈川県横浜市）は山陰合同銀行（本社：島根県松江市）とChatGPT利活用のための実証実験を行う。山陰合同銀行は、ネオジャパンのビジネスチャットツール「ChatLuck」を採用し、ChatGPTの実証実験を行う。ネオジャパンはChatLuckを提供し、夏にはChatGPTとの連携機能を搭載する予定だ。この実証実験では、AIシステム開発・コンサルティングを行うAVILENも参加し、山陰合同銀行に対するChatGPTのビジネス活用の研修を行う。金融機関や自治体では、堅牢なセキュリティーが求められているが、ChatLuckはオンプレミス環境での構築が可能であり、機密性の高い環境でのChatGPTの利用を実現する。実証実験の概要は、2023年8月22日から9月22日までの期間で、山陰合同銀行の経営企画部、DX推進本部、IT統括部が利用部署となる。実験内容は、日常的に利用するコミュニケーションツールでChatGPTを活用することや、チームでChatGPTを活用することがもたらす効果の検証だ。この実証実験により、山陰合同銀行はChatGPTのビジネス活用の効果を確認し、業務の効率化や精度向上につなげることが期待される。また、AVILENの研修により、ChatGPTの活用方法や効果的な使い方を学ぶことができるという。