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セキュア（東京都新宿区）は、AIソリューションを手掛けるヘッドウォータース（東京都新宿区）との協業を強化。AIエージェントを用いた監視カメラソリューションの共同開発と事業展開を加速することに合意した。技術進化により、監視カメラは多目的に活用されるが、画像解析機能の向上や運用課題が残る。

セキュアは監視カメラを高度なITネットワークソリューションと位置付け、AIエージェントの活用で映像解析や異常検知の性能を向上させる。これにより運用効率の向上や人的負担の軽減が可能になるとしている。両社はリテール業界向けのサービス開発などで実績を積んできた。

今回の協業では、AIエージェントを活用し、運用機能の高度化や映像解析機能の向上を目指す。例えば、LLMを活用した映像解析ソリューションにより、特定のシーンや人物を自然言語で簡単に検索できるようになる。これにより映像データの検索性が向上し、迅速な情報取得が可能になる。

ヘッドウォータースの篠田庸介氏は、セキュアとの信頼関係を強調し、AIエージェント技術を活用した監視カメラソリューションの進化を加速するとコメント。セキュアの谷口辰成社長は、新しい監視カメラソリューションの共同開発で新たな価値を提供し、安心・安全な社会づくりに貢献する意向を示した。両社は開発目標の早期達成と市場への提供を目指す。