Generatived（Beta）｜生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

ナビゲータープラットフォーム（東京都千代田区）は、経済メディア『LIMO』を運営し、月間ユニークユーザー数1200万人を超える実績を持つ。同社は、2024年7月4日にAIを活用した新サービス『キャラつくAI』を開始した。これは、同社及びモニクルグループにとって初のAI技術を用いたサービスであり、β版からのフィードバックを元に、SNSでの共有機能などを強化した。

『キャラつくAI』では、「アニメ風」「ドット絵」「リアル」など6種類の画風から選択し、簡単なアンケートに答えることで、個人のプロフィール画像をAIが生成する。これらの画像は無料で何度でも作成可能で、SNSのアイコンなどに利用できる。ナビゲータープラットフォームは、『LIMO』を通じて有益な情報提供を続けると共に、ユーザーに喜んでもらえるサービスを提供することを目指している。

『キャラつくAI』の開発は、「『LIMO』をもっと気軽に楽しんでほしい」という願いと、「先端技術が私たちの生活をどう変えるか」という問いから始まった。プロジェクトでは、Cloudflareスタックを導入し、セキュリティが高く、迅速な画像生成を可能にしている。ナビゲータープラットフォームの當瀬ななみマネージャーは、AIのプロンプト作成に注力し、ユーザーからのフィードバックを基にUIを改善したと語る。

モニクルの開発部中川幸哉は、『キャラつくAI』でユーザーが画像生成AIを楽しめるよう、「親しみやすさ」に重点を置いたと述べる。また、Cloudflareのエッジコンピューティング技術を活用し、ユーザーが待たされることなく、迅速に処理を行えるシステムを構築した。『LIMO』は、投資や新NISAなどの金融情報だけでなく、日常生活に関する情報も提供しており、『キャラつくAI』を通じて、読者にとってより身近な存在となることを目指している。