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THIRD、AI活用「工事ロイド」開発・統合サービス提供開始
Generatived
23/11/16 9:40
THIRD(東京都新宿区)は、AI技術を活用した「工事ロイド」の開発を手がけている。デベロッパーやゼネコン向けに、戦略コンサルとAI受託開発の統合サービス「THIRD AIコンサル」の提供を開始すると発表した。このサービスは、300億以上の工事査定実績を持つAI技術を活用し、企業のニーズに応じたカスタマイズサービスを提供するという。
工事ロイドは、AIによる機械学習で工事における適正価格を査定するソフトウェアである。THIRD AIコンサルでは、工事見積に特化したAIの自然言語処理機能を用いて、発注会社ごとに異なる表記をしている見積書の建築資材名を正確に識別する。また、AIに登録されている約37万点の建築資材データとデベロッパーやゼネコンの手元にあるデータから正解データを追加し、各建築資材の適正価格を提示する。これにより、適切な工事コストの算出、建設資材・労務のインフレ予測、工事金予測精度の向上、見積の抜け漏れを自動でチェックし、工事コストの大幅な削減と利益の最大化が可能となるという。
近年、国内外問わずインフレが進行している。一方、ゼネコンにおいては、新型コロナウイルス感染の拡大前に受けた建築事業の着工が始まっているが、契約時点での資材費と、着工時の資材費が異なるため、工事の採算性に問題が生じるリスクが高まっている。こうした背景があり、建設現場では工事のコスト削減が必要とされている。それに伴い、ゼネコンの設計業務や見積もり分析、さらには現場の実行予算管理工数が増加している。また、労働生産性の低下の一因として、見積もりの表記が下請け協力会社ごとに異なるため、デベロッパーやゼネコンの担当者が各資材の適正価格を確認する作業に多くの時間を費やしている状態がある。加えて、近年の「2024年問題」の影響も受けて、コスト管理に関する労働生産性の向上が急がれているという。
そこで、THIRDはこのような課題を解決するためにデベロッパー・ゼネコン向けに戦略コンサルとAI受託開発の統合サービスを提供開始する運びとなった。本サービスは、THIRD独自のAI技術による見積もりデータの自動解析をもとに、企業の建設コスト管理をAIで効率的に自動化するとのことだ。

