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東京書籍（東京都北区）は、文部科学省の「令和6年度 小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業」に実証実施団体として採択された。同社の「教科書AIワカル」を使用し、学校現場での英語学習の可能性と有効性を検証する。

本事業は、生成AIを用いて生徒の英語の「話すこと」「書くこと」を充実させ、学習意欲を高めることを目的としている。2025年5月から2026年1月末まで実施され、新たな教育モデルの構築と普及を目指す。

東京書籍は「教科書AIワカル」を全国10校のモデル校に提供。授業や家庭学習での活用方法、教育効果の実証研究を進める。このサービスは中学校英語教科書『NEW HORIZON』に準拠し、AIとの対話を通じて生徒の発話力・表現力を向上させる。

同社は、教科書に基づいた生成AI活用モデルを構築し、実践事例やデータを基に導入支援や授業モデルの確立を目指す。立命館大学やインパクトラボと連携し、学校現場に根ざした教育の質的向上に貢献する計画だ。