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GMOインターネットグループ（東京都渋谷区）は、2025年11月12日から「AIエージェント活用・一騎当千プロジェクト」を開始する。このプロジェクトは「GMO AIブースト支援金」を用いてAIツールの「AIエージェント機能」を積極的に活用し、AI人財の評価基準として「GMO AI Agility Rank」（GAAR）を導入する。

AI活用指標「GAAR」は、組織のAI対応能力を「S」から「D」のランクで評価する。GMOインターネットグループは、この指標を人事制度に取り入れ、AI活用のフィードバックを行う予定だ。社内リスキリングプログラム「虎の穴」ではAIエージェント活用の講座を設け、修了者には社内SNS「Genius」でバッジを付与する。

さらに、AIエージェントの活用度を測る「APP（Agents Per Person）」指標を新設。GMOインターネットグループは、2025年末までに全パートナーがAIエージェントを体験し、業務活用することを目標としている。これらの取り組みは、2027年までに日本で最も自動化された企業グループを目指す戦略の一環である。

グループ代表の熊谷正寿は、AIエージェントの実用化がビジネスの在り方を変えると述べ、全パートナーに新しい働き方を体験してもらいたいとの意向を示した。GMOインターネットグループは、AIを活用して時間とコストを節約し、サービスの質を向上させ、新たなAIサービスを提供することを目指している。