オラクル(テキサス州オースティン)は、業界初のインデータベース大規模言語モデル(LLM)などを搭載した「HeatWave GenAI」の提供を開始したと発表。これにより、AI専門知識やデータ移動なしで生成AIを企業データに導入可能に。利用は「Oracle Cloud」全リージョンなどで可能で、既存顧客は追加費用なく利用できる。

「HeatWave GenAI」では、開発者が組み込みのエンベディング・モデルを用いて、SQLコマンドでベクトル・ストアを作成可能。自然言語検索もワンステップで実行でき、データの外部移動やGPUプロビジョニングが不要に。これにより、アプリケーションの複雑さが軽減され、性能とセキュリティーが向上し、コスト削減が実現される。

エドワード・スクリーベンは、「HeatWave GenAI」がHeatWaveの機能群に追加され、開発者がAI専門知識なしに生成AIアプリケーションを迅速に構築できると述べた。また、Vijay Sundhar氏は生成AIの活用が容易になり、アプリケーションの複雑さが軽減されると評価している。

新機能にはインデータベースLLM、自動化されたインデータベース・ベクトル・ストア、スケールアウト可能なベクトル処理が含まれる。これらにより、顧客は生成AIの恩恵を受け、データを検索し、コンテンツを生成・要約し、検索拡張生成(RAG)を実行できる。また、「OCI Generative AI」サービスとの連携で、主要なLLMプロバイダーの基盤モデルにアクセス可能だ。

出典:プレスリリース