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DeepBrain AI（カリフォルニア州パロアルト）は、AI技術の進化とコロナ禍を経て変化するコミュニケーション手法に対応するため、ブイキューブとの基本合意契約を締結した。日本市場での販売代理店契約はこれが2社目となる。AIアバターや会話型AIの開発において、DeepBrain AIは先駆者であり、ブイキューブはリアルとオンラインの融合イベントプロデュースに注力してきた。今回の提携により、両社の技術を組み合わせた新しいコミュニケーションツールの開発が進む。

DeepBrain AIは、実在する人物のAIアバターやボイスを短時間で作成できる技術を有している。Text to Speechだけでなく、アバターが読み込んだコンテンツをプレゼンする動画の自動生成や、多言語対応動画の生成、双方向会話が可能な点が特徴だ。これらを活用し、社内外のコミュニケーション、研修動画、マーケティングPR動画の制作などにサービスを展開する計画である。

DeepBrain AI Inc.のMichael Jung CFO兼グローバルビジネス統括は、日本市場への参入に際し、ブイキューブとの提携を喜び、日本のクライアントからの需要に応えるために協力する意向を示した。一方、ブイキューブの水谷潤取締役副社長国内COOは、DeepBrain AIとの提携が戦略上重要であり、生成AIやアバター技術を活用してコミュニケーション課題に対するソリューションを提供すると述べた。ブイキューブは今後もコミュニケーションDX実現に向けたサービス開発を進める方針だ。