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Veeva新AI技術発表、業界特化展開
Generatived
25/10/22 0:00
Veeva(本社:米国カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社:東京都渋谷区)は、新たなAI技術「Veeva AI エージェント」を発表。2025年12月よりコマーシャル分野に、続いて2026年にはR&DとQuality分野での提供を開始すると発表した。同技術は、Veeva Vault Platformに統合され、業界特化型のディープエージェントを提供する。
Veeva AI エージェントは、アプリケーションのコンテキストを理解し、データやドキュメント、ワークフローへの直接的なアクセスを可能にする。顧客はAIエージェントの設定や拡張が可能で、独自のカスタムエージェントの構築もできる。提供開始予定は、Vault CRMやPromoMatsが2025年12月、SafetyやQualityが2026年4月、Clinical OperationsやRegulatory、Medicalが2026年8月、Clinical Dataが2026年12月となっている。
Veeva AI エージェントはAnthropicやAmazonのLLMを使用し、Amazon Bedrock上でホストされる。カスタムエージェントはVeevaがホストするモデルや、Amazon Bedrock、Microsoft Azure AI Foundryでホストされる顧客提供のモデルを使用する。料金体系は従量課金制で、顧客は事業の拡大に合わせて柔軟に規模を拡張できる。
Veeva CEOのPeter Gassnerは「AIは医薬品開発や治療方針の決定方法を変える」と述べ、Veeva AIが業界の生産性向上とイノベーションを支援すると強調した。詳細情報はVeeva ConnectのVeeva AIコミュニティで確認できる。Veevaはライフサイエンス業界向けクラウドサービスを提供し、1,500社以上の顧客にサービスを提供している。