アドビ(東京都品川区)と学校法人立命館(京都府京都市)は、Society5.0時代に新たな価値を創出する人材育成協定を目指し、連携・協力を行うことで合意し、協定書を締結した。この協定は、立命館の全ての附属小学校、中学校、高校および大学で、イノベーション教育と創発性人材の育成を目指すものだ。

立命館は、学園ビジョン「R2030」において、「次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を目指すべき姿として掲げている。アドビは、2024年4月からスタートする立命館の社会課題解決と人材育成のためのプログラム「QULTIVA」において、独自のプログラムを立命館と共同開発し、デジタルクリエーティブ育成のためのセミナーや教材を提供する。

大学だけでなく、附属の小中高校の児童生徒に対しても、クリエーティブなデジタルリテラシーの底上げを図る。立命館大学はこの連携の中で、グローバル教育ネットワークの一員として、アドビがグローバルで推進する「Adobe Creative Campus」の日本初の認定校となる取り組みを共同で推進する。

本協定における取り組みの概要は、イノベーションプログラム共同開発、アドビによる講座実施、教材の提供など、時代に即したテーマによる連続/単発セミナーを定期開催し、立命館独自の社会貢献型教育プログラム「QULTIVA」のアドビ連携版を開発、上記の持続的実現発展のための教職員・学生へのスキル育成支援などを含む。

出典:プレスリリース