アフラック生命保険(東京)は、社内業務の効率化とステークホルダーへの価値提供を目的に、生成AI「Aflac Assist powered by GPT-3.5/4」の運用を開始した。このシステムは、社員の業務内容に合わせた複数のメニューを提供し、日々の作業を支援するという。

同社は「Aflac Assist」の導入に際し、リスクと注意事項をまとめたガイドラインを制定。情報漏えい防止のため、利用者のデータ学習を行わないオプトアウト措置も導入した。全社員向けの業務アシスト機能では、アイデア創出や文章の要約、メール作成、翻訳などをサポートするという。

営業・マーケティング部門向けには、提案話法の確認や資料作成を助ける機能を、アソシエイツサポートデスク向けには、問い合わせ対応の効率化を図る機能を提供。先行利用した部署では、業務効率が平均15%向上し、検索時間が30%削減されたという。

アフラック生命保険は、創業50周年を迎える来年11月に向け、「Aflac VISION2024」の実行を進めている。デジタルトランスフォーメーションとアジャイル戦略を推進する中期経営戦略の一環として「Aflac Assist」を開発した。今後も社会的課題の解決に努め、ステークホルダーからの信頼に応えるとしている。

出典:プレスリリース