AIデジタル生産性協会(東京都港区)とDXHR(東京都渋谷区)は、iCD協会(東京都千代田区)と共同で「生成AIディクショナリ」を開発。DXHRはこのフレームワークを用いた研修メニューの提供を開始する。研修ではAI/DX導入スキルを習得し、社内リーダーを育成することを目指す。

日本の労働人口減少に伴い、企業の生産性向上が課題となっている。DXHRはAI/DX業務標準化フレームワークを活用し、社内で最適なAI/DXの組み合わせを考える人材を育成することが解決策だと提案。多くの企業が抱える問題に対応する。

研修内容は、生成AIを用いた業務棚卸しやフロー作成、AI/DX導入ロードマップ作成など実践的なカリキュラムを提供。受講者は生産性向上の実感を得ながらスキルを身につける。期待される効果は、生産性の向上、業務工数の削減、人材育成、業務の可視化と分業化の促進である。

助成金を活用すれば、中小企業でも1人約10万円で研修が可能。DXHRは今後、研修やコンサルティング、開発などを含むトータルソリューションの提供を予定している。生成AIの活用とリスキリングにより、企業の生産性向上とAI/DX導入の加速に貢献する計画だ。

出典:プレスリリース