AIを活用した字幕制作の有力企業であるAI-Mediaは、ラスベガスで開催されるNAB Show 2024で2つの革新的な製品を発表する準備を進めている。同社は、クラウドや接続の問題が発生した場合でも字幕サービスを継続的に提供できるように設計されたソリューションであるLEXI DRを発表する予定だ。この製品は、放送局にほぼ完璧な字幕の稼働時間と堅牢なセキュリティーを約束し、ユニット当たり最大10インスタンスまで拡張できる。

同社はまた、録画済みコンテンツの字幕制作プロセスを強化することを目的としたLEXI Recordedの発売にも期待している。この新しい製品は、98%を超える精度と複数の言語のサポートを誇り、迅速な処理時間とコスト削減を実現することが期待されている。LEXI Recordedは既存のメディア管理システムにスムーズに統合され、一括処理とさまざまなファイル出力オプションを容易にする。

AI-Mediaの最高営業責任者であるJames Ward氏は、字幕制作技術の進歩と顧客ニーズへの対応に対する同社の取り組みを表明した。同氏は、字幕制作プロセスを自動化し、人間の介入の必要性を減らす上でのLEXI DRの重要性を強調した。AI-MediaはNABショーに「イノベーションステーション」も出展する。ここでは、トピックモデルを作成するための生成AIや、自動音声説明および音声字幕の進歩など、最新のテクノロジーを参加者が探索できる。

AI-Mediaは、その専門知識と、世界中でアクセス可能なメディアを強化することへの献身により、業界をリードし続けている。同社のソリューションは、さまざまなワークフローやビデオ標準と互換性があるように設計されており、幅広いアプリケーションに対応している。AI-Mediaのキャプションソリューションの詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。

出典:プレスリリース