アリババクラウド(杭州)は、コンピュート、ストレージ、ネットワークなどのクラウド製品の価格を平均23%引き下げる新戦略を発表。この値下げは、AI開発の基盤をより手ごろな価格で提供することを目的としている。

セリーナ・ユアン氏によると、アリババクラウドは顧客の長期的な成長を支援し、AIの利用を容易にするために努力。新価格戦略は、長期契約者に大きな割引を提供し、企業がAIアプリケーションを安定した基盤で開発できるように設計されている。

アリババクラウドは、Elastic Compute Service(ECS)やObject Storage Service(OSS)などのサービスにおいて、さまざまな支払いモデルに割引を適用。データベースやビッグデータ製品も長期パッケージで最大50%の割引が可能になる。

さらに、アリババクラウドはクラウドデータ転送サービスの無料月間利用量を20GBから200GBに拡張。これにより、国際顧客はデータ転送のコストをより効果的に管理できるようになる。

出典:プレスリリース