リンコム(東京都千代田区)は、チェーンストア向けクラウドサービス「店番長」に「AI指示アシスタント」機能を追加した。OpenAI社のGPT-4 Turboを活用し、業務指示文書を自動生成する。プレビュー公開を経て、ユーザーからのフィードバックを反映した正式版をリリース。

「店番長」は、本部から店舗への指示実行を支援するサービスで、現在100社以上が利用。実行完了率は平均93%に達している。年間約2,000通の業務指示が発生し、店舗運営の課題解決に貢献している。

もち吉(全国展開の直営店舗チェーン)は、2024年1月から「店番長」を導入。15店舗で使用し、業務指示の実行率100%を達成。新機能「AI指示アシスタント」は、業務指示の質の向上と作成時間の短縮に寄与している。

リンコムは、ユーザーの声を基に「AI指示アシスタント」を改良。本部と店舗のコミュニケーションを効率化し、業務指示の標準化を促進する。今後も技術革新を通じて、チェーンストア企業の課題解決に取り組む。

出典:プレスリリース