Meltwater(シリコンバレー)は2月15日、Microsoftとの提携を開始したと発表。MicrosoftはMeltwaterと契約し、統合コミュニケーション・インサイトソリューションを提供する。このソリューションは、Microsoft AzureやMicrosoft 365、Teamsなどの技術スタックを活用し、Meltwaterのリスニングツールを組み合わせる。

両社はAIを駆使した新製品の共同開発に取り組む。MeltwaterのデータセットとMicrosoftのAI技術を組み合わせ、データドリブンなインサイトを提供し、意思決定を支援する。MeltwaterはAzureをクラウドプラットフォームとして採用し、複数年のコミットメントを結んだ。

Meltwaterの顧客は、Copilot for Microsoft 365やTeamsを通じて、グローバルデータセットにアクセス可能に。ブランド言及やセンチメント分析などのインサイトをリアルタイムで取得できる。Teamsとの統合により、インサイトがアクションしやすい形で提供される。

MeltwaterのCEO、John Boxは「MicrosoftのAIと組み合わせることで、ユーザーが直感的にデータと対話できるようになる」と述べる。この提携により、Microsoft内でのリアルタイムインサイトのアクセスが可能になる。Steve Clayton氏(Microsoft)も、Meltwaterとの協力を歓迎している。

出典:プレスリリース