AIアプリケーション用の高品質データの著名なプロバイダーであるAppen Limitedは、AIソリューションのプライマリクラウドとしてAmazonウェブサービス(AWS)を選択した。両社は、AppenがAIデータソーシング、アノテーション、モデル評価のための新しいエンタープライズ ソリューションの開発に取り組む中、複数年契約でパートナーシップを拡大する予定だ。Appenの独自のアプローチは、人間とAIの効率的な連携を促進し、企業が安全に構築および革新できるようにするという。

AppenのAIデータプラットフォームは、さまざまな業界のAIプロジェクトのために、170か国以上から235以上の言語を話す専門家のチームを編成し、適格性を高める。AppenはAWSとの長年にわたる関係を通じて、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、データベース管理にクラウドを利用し、特にAWSの機械学習とAI機能を利用してAppen Data Annotation Platformを強化しているという。

パートナーシップの拡大により、AppenはAWSの高度なサービスを統合して、人間とAIの間のインターフェイスとして機能するAIデータプラットフォームを強化する。Appenは現在、AWS生成AI Innovation Centerと協力して、ドメインエキスパートの資格を大規模に認定するという課題に対処するための新しいソリューションであるAssessment AIを開発しているとのこと。

Appenは、生成AIアプリケーションを構築するためのAWS上のフルマネージドサービスであるAmazon Bedrockを使用して、複数の言語と専門分野で評価を迅速に作成している。これにより、専門家を迅速に認定するプラットフォームの機能が強化される。Appenは、Appen開発者の生産性を向上させるために、AIを活用したコーディングコンパニオンであるAmazon CodeWhispererも活用している。評価AIは評価プロセスを加速し、その整合性を維持し、最終的には顧客のリソースを大幅に節約する。合理化されたオンボーディングプロセスにより、責任あるAIの構築を求める顧客にとって、言語や文化を超えた何百万人もの貢献者へのAppenのアクセスも拡大される。2024年初めに発売されるこのツールは、評価テクノロジーの最前線に立ち、直感的な対話とシームレスな統合を可能にするとのことだ。

出典:プレスリリース