自動処理(東京)は、OpenAIの大規模言語モデルChatGPT上で動作するMyGPT機能である「国会議事録検索 for GPTs」を全国で初めてリリースした。このAIデータ分析ツールは、ニュース、トレンド、提案、要望、不満などの文章を元に、その意味に近い議事録データベースの議論を出典元情報と共に検索できる特徴を持つ。これにより、政治情報アクセスが容易になり、国会議員の活動を詳しく知ることが可能となる。

多言語検索機能を備えたこの仕組みは、日付や発言者を指定して、国会議事録を検索することができる。日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語などの言語横断検索にも対応している。このAIによる情報検索機能により、ハルシネーション問題を避け、正確な情報を提供する。

この機能は、 OpenAI DevDayで発表されたChatGPTカスタマイズ機能(GPTs)を利用して開発された。AI政策分析とデータ駆動型調査に寄与する、The Diet Search Plugin機能の移植版である。GPTsは、グラフ作成や独自の知識に基づいた資料検索など、ChatGPTに様々な機能を追加する仕組みだ。

出典:プレスリリース