Box, Inc.は、Microsoft Azure OpenAI Serviceとの新たなコラボレーションを発表し、Content Cloud内のAI機能を強化した。このパートナーシップにより、Boxの顧客は高度なAIモデルを利用できるようになり、セキュリティーとコンプライアンスの基準が確実に維持されるようになる。同社はまた、Enterprise Plusプランの顧客がBox AIを利用できるようにし、コンテンツ管理のための高度なAIツールを提供している。

Azure OpenAI Serviceとの統合により、Boxに最先端のAIインテリジェンスが装備され、規制された業界の顧客がAIをさまざまなアプリケーションに活用できるようになる。金融会社はBox内で市場データを分析できるようになり、ライフサイエンス組織は臨床試験データ分析を迅速に行うことができる。公共部門の機関や保険会社も、AIによる洞察と効率の向上から恩恵を受けることができる。

BoxのAIテクノロジーは、ドキュメントから重要な情報を抽出し、新しいコンテンツを生成できるようにすることで、企業のワークフローを変革するように設計されている。このテクノロジーは現在、資産アドバイザーから人事責任者に至るまで、幅広い専門家が利用できるようになり、コンテンツの分析と作成にAIを活用できる。同社は、あらゆる規模の組織に信頼性が高く安全なAIソリューションを提供するという取り組みを強調している。

AIの進歩に加えて、BoxはMicrosoft 365との統合を強化し続け、ユーザーのコラボレーションおよび生産性ツールを強化する。これらの統合には、Teamsでのシームレスなコンテンツ共有、Officeアプリでのリアルタイムコラボレーション、Outlookでの合理化されたeメール添付ファイルが含まれる。Box AIは、Azure OpenAI Service統合とともに、Enterprise Plusの顧客が利用できるようになり、その機能をさらに拡張する予定だ。

出典:プレスリリース